今日もありがとうございま〜す!
バケツ型バッグの続きです。
昨日「ノッチ」同士を合わせて表地を組み立てるところまで書きました。
表地の全てのパーツを縫い合わせるとこうなります。
裏から見るとこんな感じ。
端をジグザグで処理して、全てのパーツのつなぎ目の脇に二本の飾りステッチをかけます。
今日はついでに縫い目の説明をしちゃいます。
ここまでの説明で、「『飾りステッチ』って何?」と思われた方、上の写真のように、表から敢えて目立つ糸でアクセント的に縫うのが「飾りステッチ」です。
今回のように飾り以外にあまり意味のない場合もありますが、時にはポケットなどを縫い付けると同時に飾りにもしちゃうという場合もあります。
あと、補強しながら飾りにもしちゃうということもあります。
具体的な例はそのうちご紹介できると思います。
ちなみに、表から見えない縫い目を「地縫い」と言います。
これはパーツ同士を縫い合わせるために生地を「中表」にして縫うので、表からは写真のように「つなぎ目」しか見えません。
本当に機能一辺倒の縫い目です。
表から見えないので、多少糸調子が悪かったり、縫い目が曲がったりしてもそんなに分かりません。
なので、「まっすぐ、平行に縫うのがどうも苦手だわ」という方は、「飾りステッチ」を使わないほうがいいかもしれませんね。
外国にお住いの方もご希望があればお送りします。