久々袋物作ってみました〜⇒
さて、娘の器械体操の大会が終わったので(私、今年は体操クラブの会長なんです^^;)
今日はぼんやり過ごしております。
久しぶりに何か作ろうと思い立ち、
そういえば娘の枕カバーがこんな状態だったのを思い出しました。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ひどいですね〜〜ビリビリです。。
経年変化か寝相のせいか。。
それにしても【無料型紙】なんてものを公開しておきながら、自分の周りはここまで放っておく私も私です。。
ということで、今日から何回かに渡って、端折ってるけどポイントは押さえた枕カバーの作り方書いちゃおうと思います。
題して【四角いソーイング】。四角い袋物にはいろいろ応用できます。
これから入園準備シーズンですので、応用できるところはどんどん取り入れて、無駄なエネルギー使わず、要領よく作ってくださいね〜〜
まずは裁断。
いちいち測りません。
今までの枕カバーを二枚に折った生地の上に置いて、端を合わせます。
ちなみにこの枕カバーは、袋状のものに枕を入れて余り部分を折り返すだけのとてもシンプルな形。要するに本当に「袋」そのものです。
生地の耳が使えるならどんどん使っちゃいましょう。
その分端の始末が減りますので。。
縫い代分2〜3cmくらい多めのところにハサミをちょこっと入れて印を付けます。
おっと、この写真だと縫い代幅が1cmくらいですね。すみません、これでは狭すぎます。
今回はもうちょっと多めにとってください。理由はこれから書きます。
ちなみに「あ〜これ、アレに使った生地でしょ。」と思われた方、コアな読者さんですね。^^
ありがとうございます。
そのとおり。
アレに使ったあまりです。(あ〜また写真出しちゃった、お恥ずかしい
アレの企画はいろいろ問題点が出てきて、ちょっと寝かせることにしました。
待っててくださった方、ごめんなさい。
そのうちいいアイディアを思いついたら再開します。
この「ハサミでちょこっと切って入れる印」のことを、アパレル用語では「ノッチ」なんていうそうです。私は素人なので、あんまり専門用語は使いたくないんですが、この「ノッチ」はとても便利ですよ。
チャコペンなどで書き入れるより、手早くて仕上がりに響きません。
さて、縫い代が多いような気がすると思いますが、今回は「袋縫い」という端の始末をしますので、多めにしときます。
「袋縫い」というのは、生地の端を隠してしまう始末の方法です。裏側にも生地の端が出ないため、美しくてほつれにくく仕上がります。
薄手の生地で特に端がほつれやすいものに向いてますが、応用できそうなものにはどんどん使ってみるといいですね。厚手の生地には向きませんので、そこんとこだけ気を付けてください。
で、裁断に戻ります。今回は細かいチェック模様で作っていますが、チェックのようにタテヨコに直線のある模様でしたら、「ノッチ」をどこかの線上に付けて、その線上を切っていけばまっすぐ切れますね。
それで、下の生地の模様が大幅にずれちゃった(ちゃんと線上を切れてなかった)場合なんかは、下だけもう一度近くの線上を切っちゃえばいいんです。
そのためにも、縫い代は多めにとっておいた方がいいですね。
ちなみにチェックの場合、ゆがむと目立ちますけど、小花柄や小さなドット柄だったら全然へっちゃらですよね。
だけど一応裁断の前に、できるだけ歪みがないようにしてから折っておきましょうね。
柄が合わないだけでなく、出来上がったものが型崩れする原因になりますので。。
あ、この歪みを取る作業は「地直し」といいますね。
ちなみに、ジグザグミシンでガガっと端をかがってしまうときは、1cmの縫い代で十分ですが、やはり模様の修正のためには少し多めにとっておきましょう。
次に、生地を折ったまま2辺を縫い合わせるのですが、
今回はまず「中表」ではなくて「外表」にして縫い合わせます。
これが「袋縫い」の最初の縫い方です。
すいません、裏表がわかりにくい生地でしたね。。。
で、ここがちょっとしたコツなんですが、
ミシンで縫うときには、こんなふうにぴったりと柄を合わせずに、上の生地をほんの少し向こう側へずらします。
この写真ではわかやすいように端を揃えてませんが、本当は端をきちんと揃えてくださいね。
ずらすのは、前後だけです。
そうすると、ミシンの押さえ金がぐいぐい押すので、上の生地が手前に押されて縫い合わさる時にはちょうどよく。。。
納まるわけです。
こんなに小さなチェク柄なら、柄がずれててもぜ〜んぜん問題ないんですけどね。。
よかったら参考になさってください。
では今日はこの辺で。。
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