今日もクリックありがとう
⇒
人気blogランキングへ
今回は、入園準備品の生地選びで迷ってしまったお母さんのメールです。
・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・
まず、生地選びで悩んでしまいました。
なぜ、園バッグや靴入れってキルティングが主流なんでしょうか?
娘の通う予定の園は、一つの手提げバッグに着替え袋、
上履き入れ、外履き入れをまとめて入れます。
よって、バッグは一般的な物より大きめです。
小さな体で大きなバッグを持てば、雨の日は結構濡れそうなので
手提げはラミネート加工、靴入れはかさばらないように
着替え入れ同様の薄地などもいいのではと思っているのですが、
あまり聞いたことがありません。
生地によって、作るときや、使用時の扱いやすさ等、
どのような違いがあるのでしょうか。
・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・
最初にこのメール読んで、すごーくお子さんのこと思ってらっしゃるんだな〜と感心しちゃいました。
そうそう、大人には普通に見えるレッスンバッグも、幼稚園や保育園に入園したてのお子さんにとっては、ひきずるように大きいんですよね。
で、「何でキルティングなのか。」
うちぽん♪ も最初の子の時は不思議だったんですが、幼稚園の説明会では、「絵や工作などの作品を持ち帰るため、その保護のためにできればキルティングで」
と言われました。
うーん、キルティングにしたぐらいで、子供の乱暴な扱いに耐えられるんだろうか、という疑問は残ったものの、通常の生地に比べて厚手しっかりしているのは確か。
おそらく、
裏地付きで作る方は少ないので、表地をしっかりさせた方が丈夫にできるという意味もあるんだと思います。
裏地を付ければ、キルティングでなくてもかなりしっかりしますので、幼稚園や保育園側さえ良ければ、キルティングにこだわる必要はないと うちぽん♪ は思いますよ。
しかしながら、キルティングでない生地で作るときには、やはり裏地を付けないと、道具の多いときなどは心細いですね。
こういうキャンバス地など使うと裏地を付けなくてもしっかりすると思いますが、キャンバス地自体厚くて硬いため、縫うのはちょっと大変かもしれません。
特にマチをつけるときなんか、たくさん生地が重なるので、ミシンがなかなか進まなかったりしますよね。
そういうときには、目打ちで生地を抑えて、向こう側に送り出すように押してあげながら縫うとうまくいくようです。
縫いにくいところはミシンを手でゆっくり回すといいかもしれません。
ご質問の中の「靴入れ」も薄地でも大丈夫ですが、見た目にぺらぺらにはなりますよね。
ですから、
よくあるこんな「靴入れ」はやめて、巾着タイプにするといいかもしれません。
薄地の生地も、縫いやすいものとそうでないものがあります。
やはり「シーチング」や「ブロード」といった、ちょっと張りのある平織りのものが縫いやすいと思います。
それよりもう少ししっかりめの「オックス」なんていう生地もキャラクター生地なんかによく使われています。
こちらも縫いやすいと思います。
「オックス」の特徴については以前こちらに書きました。
語源が意外でおもしろいでしょ。
反対に、テロテロしててコシのない生地は初心者さんにはお勧めしません。
「ダブルガーゼ」なんて、やわらかくて癒し系の感じがしますが、
縫う側にとっては厳しいです。特に端がほつれやすくて、縫ってる間にどんどん解けてきちゃうんですよね。
また、入園準備にはあまり使わないと思いますが、「サテン」も縫いにくいこと極まりないです。
思い出の服をリメイクしてバッグを作ったりする場合は別ですが、新しい生地を買って作る場合は、やはり縫いやすい生地を使った方がきれいに仕上がりますよね。
以上、生地選びの参考にしていただければ、嬉しいです。
お役にたったら
⇒
人気blogランキングへ